経営者≒サイコパス
こんにちは!
経営者にはよくサイコパスが多いと言われることがあります。
そもそも世間的な認識としてサイコパス=まじ頭おかしいヤバイやつ、猟奇的な犯罪者
のイメージが強いかと思いますがそれは全然違くて
いわゆる社会を震え上がらせるような、野放ししてはいけない犯罪者はシリアルキラーと呼ばれます。
サイコパスは私たちの日常に溶け込んでおり、あなたの友達や家族がサイコパスである可能性は十分にあります。もちろんあなた自身も!
サイコパスの定義として、共感力と良心が著しく低い・平気で嘘をつく・罪悪感がない・自尊心が高い・表面的には魅力的な人物像である
などが挙げられます。
詐欺師とかはまさにそれに該当しそうですね。
しかしなぜ経営者にサイコパスが多いと言われているのか?
理由として、資本主義・競争社会で生きている以上経営者は合理的な判断を下し、自分に不利や不要な人間、もしくはライバルを気遣っている暇はなく常に数字を求めて戦っている必要があるからです。
例えば仕事は一生懸命やってくれているけれどなかなか結果を出してくれない社員Aがいたとします。
しかもAは立ち上げの時からお世話になっていた深い仲です。
そこへヘッドハンティングの話がきて、実力の鬼と言われるBが面会にきました。
Bの仕事は自己流だし、Aほど協調性はないものの結果を出すことに関しては天下一です。
個人のことを考えるともちろんAにいて欲しいですが、会社としてはBの方が圧倒的に欲しい人材です。
サイコパス気がある経営者であれば、即Aを切ってBを採用します。
頑張ってはいるけど結果が出ていないというのは関係なく、結果が全てなのがサイコパスの特徴です。
ですができる経営者は須くこうするでしょう。
そしてその自尊心の高さから、いかにしたら自分を魅力的に見せられるかをわかっており、そのためなら嘘も演技も平気でこなします。
目的のためなら手段を選びません。
いい意味で上手に人を欺くので、人が集まってきます。
魅力的で要領もよく頭の回転は速いので、この人について行きたい!と思わせる要素は十分に揃っているのがサイコパスです。
しかしその面の下には数字と結果しか見えていないという。
もちろん全ての経営者がそうだとは限りませんし、人間的な優しさや思いやりなくしてビジネスは成り立ちません。
それを理解した上で、サイコパスは上手にそれらを使い分けています。
その上で基本にあるのは合理的判断と、感情と良心の排除です。
かの有名な天下人織田信長は完全なサイコパスでした。
すべては結果で人を判断し、臆することなく新しいものを取り入れる姿勢はトップに躍り出たる人物でしたが、最後は部下に裏切られて焼け死んでいきました。
時代とともに正しい人の扱い方や経営者のあり方が認識されるようになってきて、織田信長のような手腕がよろしくないのは明らかですが
それにしても経営者として前に立って引っ張っていく以上、個人より全体、姿勢より結果、同情より無情はある程度必要になってきます。
大事なのはその比率で、100%のサイコパス経営では織田信長的末路になりますし、逆に優しすぎても成長が止まり事業は滞ります。
先ほど記述した通り、その度合いの切り替えをうまくコントロールできるのが優秀な経営者であり、いいサイコパスです。
正直無情なだけのサイコパスは全く優れていません。
世の中にいる成功者と言われている経営者やビジネスオーナーの中には、根底ではそう思っていなかったとしても他者への思いやりや慈悲を忘れません。
例え演技であろうと嘘であろうと墓場まで持っていく根性で相手に気づかれなけれないよう、すべてを凌駕しているのです。
経営者の顔の時はそちらに全力投球し、そうでない時はその面を完全に使いこなします。
ここまで書くとなんだか二重人格者にならなくちゃいけないようですが
しかし人間面白いもので、そう振る舞っていると本当にその感情は出てきます。
なのでもし経営者を目指している方でサイコパスよりな人もそうでない人も、キャラクターを使い分けるということをやっていればその技術は必ずついてきます。
常に先陣切ってやっていかなければならない立場の人間には必要不可欠な価値観であるこそ、サイコパスの人格は支持できるのです。
経営者にサイコパスが多いのは当たり前だと思います。
特にオチはないのです、ただ思ったことを書きました(笑)
ではまた!