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メリークリスマスでした!

 

私はしゃぶしゃぶ食べて過ごしました。笑

皆さんはどんなクリスマスでしたか?

 

ただの平日です。という人、こんなこと書いておきながら私も正直そっちの感覚に近かったです笑

いよいよ今年も終わりですね。

 

 

 

 

 

日本人のクリスマスのキーワードとしては、『恋人と一緒に』、『ケンタッキー』があると思うんですが

日本以外の国で『恋人と一緒にケンタッキーを食べて過ごす』と、”なんてクレイジーなやつだ”と思われるそうです(ソースアメリカ人)

 

 

まさか、クリスマスは恋人と一緒にケンタッキーやチキンなど食べて過ごすのは世界共通の文化だ

と思っている人はいないと思いますが、なぜか知らんけどそういうイメージが、我々には自然についています。

 

 

では他の国ではクリスマスをどのように過ごすかと言うと、大体、家族と一緒に過ごし、特に決まった食べ物はないそうです。

国にもよると思いますが、世界共通でクリスマスに食べるものは存在しません。

(ちなみに”恋人と過ごす”なんて言うと、”じゃあもう来るなよ”と思われてもおかしくないそうです笑)

 

 

 

というのも、基本的にクリスマスはプレゼントがメインになるので、イベントそれ自体が子供向けのものらしいのです。

日本とだいぶ違うポイントは、子供たちにプレゼントをあげるための日、という前提にあります。

 

 

なので25日当日は、枕元のプレゼントを発見し喜ぶ子供たちを確認できればある意味完了です(笑)

もちろんクリスマス・イブという概念もほとんどないのではないでしょうか。

 

 

じゃあ25日の夜は何をするの?と聞いたら

「普通の夕食を家族と摂って、まぁ、クリスマス関係の映画を観るくらいかな」

と返ってきました。

 

もちろん過ごし方は人によって異なりますが、クリスマスだからといって出かけたりはしゃいだりパーティをする感覚はないそうです。

へ〜変わってるね、と相槌したら、「いや変わってるのはそっち」と言われました。

 

 

 

 

確かに、仮にクリスマスにより正しい過ごし方や価値観があるとするならば、キリスト教がより普及している国や地域の過ごし方を倣うべきかもしれません。

となると、やはり日本人のクリスマスの過ごし方は独自の文化であると言えます。

 

 

 

 

 

では、なぜ我々は宗教に興味はないくせに、特異な文化だけが発展していったか疑問になりました。

 

私個人の見解では、確実に企業の戦略だと思います(笑)

 

 

多分クリスマスを祝う概念が日本人に根付いてきたのは、70年代以降かなと思います。

決して面倒だから調べていないわけではありません。

 

というのも、17世紀は宗教弾圧がまだまだあり、18世紀、19世紀は弾圧こそ治ったもののまだまだ庶民にその余裕はなく、20世紀初期は戦争ばっかりしてたので同じく余裕はなく

その後もアメリカにボコボコにされ、1950年代に突入してからやっと余裕が出てきたと考えます。

 

 

ただ、当時はまだケンタッキーはおろかファーストフードなんてものは日本に存在しません。

どちらかと言うと、日本の競争力を取り戻す土台ができた5、60年代あたりの世の中や企業の方向性としては、三種の神器などのモノを持って、便利で快適な生活をしよう!だったイメージでしょう。

 

 

そしてそこが完了し70年代に突入すると、ファーストフードがアメリカからやってきます。

(ちなみにコンビニができたのも確かこの辺りです。決して面倒だから調べていないわけではありません)

 

 

そこで企業が発見しました。

 

日々の生活を快適にし、正月くらいしか祝ってこなかった国民の意識を、CMをはじめとしたメディアで変えていった

いや、新しく植え付けたのです。

 

 

ケンタッキーと言えば赤色がトレードマークです。

サンタクロースと言えば、赤色がトレードマークです。

そしてちょうどいい具合にサンタクロースになれそうなカーネルサンダースもいます。

 

きっと、「これだ!」と思ったことでしょう(適当)

 

 

クリスマスにはケンタッキー!

メディアを通じて言われ続けてきた私たちは、企業のそんな戦略をいつの間にか、クリスマス=ケンタッキーと位置付けてられていたのです。

当時は情報を得られる媒体なんて限られてましたしね。

 

 

おそらく、”恋人と過ごす”というイメージも、同じようなルーツかなと思います。

90年代にJR東海のCMが話題になったり、恋人はサンタクロース♪のような、クリスマスに絡めた恋愛ソングがたくさんヒットしたりと、ある種の洗脳を挙げ出したらキリがありません。

 

何より、元々独自の文化をクリスマスに見出していないので、新しい価値観を植え付けることは簡単だったと思います。

たった30年くらいで、見事日本人の”クリスマス”は出来上がったわけです(笑)

 

案の定、昨日おとといはケンタッキーが長蛇の列でした…。

 

 

 

 

 

 

 

と、まぁ一貫してなんとなく皮肉っぽく書いてしまいましたが、このことに関しネガティブな感想は全くありません。

日本のように、根付いていないものごとを、企業戦略によって発展していった事例はたくさんあるでしょう。

それも国民性とかが出ておもしろいと思います。

 

もしかしたら旅行先で、「えっ、ハロウィンにフォアグラ食べないの?」と言われることもあるかもしれませんよ。(ないと思う)

 

 

数十年後はまた違った過ごし方が主流になっているかもしれませんね。

ではお読みいただきありがとうございました!

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