勝手にオススメする小説10選

 

こんにちは!

 

コロナに災害に相変わらずいいニュースが少ないです。

 

 

 

そんな自粛が続く時こそ創作物の中へ冒険してみて、読書の魅力に触れていただけたらと思いました!

 

 

 

そして案外自己啓発本やビジネス書以上に学びになるのが小説だったりします。

ダイレクトにあり方やハウツーを書いていないからこそ、自分で考え、そしてより深い肥やしにしていくことができます。

 

 

 

 

 

そんなわけで今回は『とにかくハズレなし面白さ保証の小説10冊』をご紹介していきます。

 

もう読んだことあるのもあるかと思いますが、ご愛嬌願います(´-`).。oO

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.オリンピックの身代金(上・下)/奥田英朗

 

いきなりトップオブトップにおもしろい小説を出してみました。

 

高度経済成長に沸く日本にて、地方出身の東大生がオリンピックこそ富と資本を独占する諸悪の根源だと開催阻止を目論むお話しです。

巧みな目線の切り替えと時系列でまったく飽きを感じさせません。

 

主人公を応援したくなってきます(笑)

 

 

 

 

 

 

2.黒い家 /貴志祐介

 

伊藤英明さん主演で映画化された「悪の経典」でお馴染みの貴志祐介さんですが、私は黒い家をオススメします!

 

表紙は少し怖いですがそこまでホラーではないです。少しだけ猟奇的な描写があります。

個人的にミステリー系は伏線を覚える必要があったり複雑な展開がなかなか頭に入ってこないことがあったりしますが、この本はスラスラ読めました。

”読みやすさ”は非常に重要なポイントだと思うので、特に普段あまり読まない方にはオススメします。

 

 

 

 

 

 

3.愛がなんだ /角田光代

 

恋愛小説あまり推しませんがこれはオススメします。

切らなくてはいけないと思いながらもその男性と関係をだらだらと続けてしまっている女性が主人公のお話しです。

なんというか、自分が直接本人から聞かされているようなリアリティがあって、かつ感情移入もしてしまうので他人事と思えない錯覚になりました(笑)

 

過去に似たような経験がある方や、まさにタイムリーで同じような状況の方にはページをめくるのがきついかもしれません…m(_ _)m

 

 

 

 

 

 

4.最後の医者は桜を見上げて君を想う /二宮敦人

 

「もう治療しても無駄だと分かりきっている患者に、医者がないに等しい希望を与えることは酷だ」

その信念で正直に患者の命の期限を伝える医者と、最後まで希望を捨てない医者の、お互いの信念がぶつかり合う小説。

 

”命”という重く深いテーマで両極端な二人の医者の考えは、私たちの価値観を大きく刺激してくれます。

 

Kindle Unlimitedで読めます!

 

 

 

 

 

 

5.ボックス!(上・下)/百田尚樹

 

ボクシングに情熱を注いだ、対照的な性格のふたりの成長と葛藤を描いた青春物語です。

 

「ボクシングだけは上に行きたいと望めば望むほど残酷になるスポーツだ」

 

友情・絆・挫折・成長・復活

人生の大切な要素をいっぺんに詰め込んだような胸熱作品です!

 

 

 

 

 

 

6.暗いところで待ち合わせ /乙一

 

盲目である主人公の家に、犯人として追われている寂しい殺人犯が逃げ込み隠れるように隅にうずくまる。

人の気配を察知した主人公は、知らないふりを決め込み二人の奇妙な生活が始まる

 

という、どうしたらそんな設定が思いつくんだっていう(笑)

 

乙一さんは独創的な物語が多く、それを引き立たせる如く読みやすくイメージしやすい文章で若手大衆文学の王道だと思います。

普段と違うテイストの本を読んでみたいときは是非!

 

 

 

 

 

 

7.セイレーンの懺悔 /中山七里

 

事件を元に、報道のあり方と人の尊厳が問われる小説です。

ひとりの記者目線で事件を追っていくのですが、マスコミによって社会的に殺されたという表現がまさにぴったりです。

 

ストーリー展開が面白くて、夜読んで気付いたら朝になっていました!

「絶対なにかある」と思わずにはいられません。

 

 

 

 

 

 

8.22年目の告白 -私が殺人犯です− /浜口倫太郎

 

珍しく映画からノベライズされた作品です。

元は韓国の映画を日本版に、より社会派サスペンスとして編成されました。

 

映画も観ましたが、私は圧倒的に小説を推します!

 

タイトルが分かりやすいため多くは語りませんが、胸糞の悪さも含めて楽しめる内容です(笑)

 

 

 

 

 

 

9.ドミノ /恩田陸

 

ジャンルだとコメディになりますでしょうか(´-`).。oO

オムニバスストーリーで登場人物多いんですが、覚えるのが大変!と思う必要がないくらいには引きつけられます!

 

最後全てが回収される様は読んでいてスッキリ(?)しました。

一言で言うなれば、ノンストップで駆け抜けるジェットコースターのようなお話しです。

 

 

 

 

 

 

10.インストール /綿矢りさ

 

ラスト1冊は圧倒的な読みやすさと手軽さで選んでみました。1時間ちょいで読めます。

もちろん面白さでいうところにハズはありません!

書いた時作者の綿矢りささんは17歳で、主人公と同じ年でした。

 

誰もが抱える未成年の頃の感覚をうまく表現しており、迷い・行動・選択・変化がテンポよく進んでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小説は映像物と違い想像力がより必要になるので、読みやすさに加えて比較的起承転結がはっきりした、物語に動きがある本を選んでみました。

というか私がその方が好きなので(笑)

 

 

 

是非気分転換に、読書を始めるきっかけになれば幸いです!

 

 

 

 

お読みいただきありがとうございました(´-`).。oO!!

 

 

 

 

 

 

 

 

載せようか迷った番外編

・モンスター/百田尚樹 整形手術を繰り返す女性をリアルに描いた作品。彼女の目的は何か?めっちゃおもろいです。

・震える牛/相場英雄 ミステリー小説。読み進めていくうちにタイトルの意味が分かってきます。

・ワイルド・ソウル/垣根涼介 ブラジルへ送られた日本人が地獄を経験し、日本政府に反旗を翻す話。実際にあった出来事を脚色した小説です。

・本日は、お日柄もよく/原田マハ お仕事応援小説。スピーチライターという職業にスポットを当てたお話で、言葉が持つ強さを実感させられます。

・みんなの秘密/林真理子 ドロドロした生々しい大人の恋愛小説。女性の心理を描くのに林真理子さんほど適任者はいません。

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