脳のクセ

 

こんにちは!

 

 

より自身をステップアップさせるために新しいことにチャレンジしたり、学びを得ることはとても大切です。

 

 

そうでなくとも自分が諦めない限り、人生は常に挑戦の連続であり、死ぬまで学びだと思っています。

 

 

 

 

それを行うにあたって、『脳のクセ』を知ることは非常に重要です。

 

私は高校まで陸上部員で短距離を専攻しており、練習で走る時は自分のフォームを録画し、腕振りや足運びに無駄なクセがないかよく検証していました。

 

 

脳のクセもそれと同じで、無駄を省くことでよりいい状態へと持っていくことができる重要なポイントになります。

なぜなら人の身体部位の中で最もエネルギーを使う箇所は脳だからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

にも関わらす、基本人の脳は90%以上使われていないと言われています。

 

 

まだまだ未知数な部分が多い脳ですが、90%しか使われていないということにもしっかり理由があり、まずそこから知ることで脳のクセを作ってしまっている原因がより理解できます。

 

 

 

 

なぜ脳のほとんどは使われていないのか。

大袈裟でもなんでもなく、脳の持つエネルギーをフルに使ってしまうと人は死ぬからです。

 

 

 

 

 

例えば生まれてきてから現在まで、見てきたこと感じたことすべて記憶しており今現在も目に見えるすべての情報処理を滞りなく脳が行なっているとしたら、それは大変なことになります。

 

 

そのため大事なことは覚えて、そうでないことは忘れるという仕組みになっているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

このような発見の中で見えてきたことの1つに『スコトーマの原理』があります。

スコトーマとはギリシャ語で盲点のことを言います。

 

心理学用語だと心理的盲点と言うのですが、これこそがまさに脳のクセになっています。

 

 

 

 

 

先ほど書いたように、重要でないと認識したことを脳は忘れるようプログラムされています。

しかしこれは言い換えると、自分が重要だと思ったことしか脳に残らないということです。

 

 

そしてそれが定着すると、自分が重要だと思ったことしか認識しなくなっていきます。

 

 

これがスコトーマの原理です。

 

 

 

重要なものというのは主に、興味・関心・好き・必要な事項のことです。

 

 

つまり、すべての人は自分が見たいと思っている景色で世界を見ているということです。

 

 

 

 

 

より具体例を挙げて言うならば

 

犬が好きな人は、外を歩くと散歩中の犬によく目が行きます。

そのことが強く記憶され、このあたりは犬を飼っている人が多いなあと認識するわけです。

 

家の中にいる猫や野良猫のことなど視界に入りません。

 

 

 

 

 

ラーメンが好きな人はその街のラーメン屋への意識が強いので、他の飲食店情報は入りにくくなります。

 

 

 

これは物理的なものに対してだけではもちろんなく、考え、価値観、思想すべてに言えることです。

 

 

 

 

 

別れたいなと思っている恋人のちょっとした行いが不快に感じた経験はありませんか?

 

 

あれはある意味スコトーマの原理の影響で、別れたいが故にその理由を強固にする方へ関心が強くなっているのです。

その逆も然りです。

 

 

 

 

 

これのどこがよろしくないかと言うと、自分の行動や考えを制限してしまうことです。

 

自分の認識・選別に通らなかったポイントに重要な情報があったとしてもスルーしてしまうようになり、そうなると自分の可能性をも閉ざしかねなくなります。

 

 

 

 

 

 

しかしこのスコトーマは誰にでもある原理ですし、100%取り除くことはおそらく脳が許しません(笑)

 

 

なのでその原理があるということを認識し、自分にも相手にも行動を変えるきっかけになればいいと思っています。

 

 

 

 

 

 

ではお読みいただきありがとうございました!

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