アドバイスの仕方
こんにちは!
皆さんは日常のコミュニケーションの中で意識している事はありますか?
現在もそうなんですが、私はホステス時代から相談を受ける機会が多いです。
有難いことに、私にしか話せないことをお話ししてくれる方がほとんどなので
アドバイスの仕方というのは本当に気を付けています。
そこでの経験+自己学習によって得たことなんですが
アドバイスをする時は、本当に伝えたいことを一番最初に言わない方がいいです。
じゃあどこで伝えるのか?ということですが
真ん中で伝えるんです。
なぜか?
サンドイッチの構造(パン・具・パン)
を想像すると分かりやすかもなんですが
基本的にアドバイスは、パンの部分=承認・褒める
具の部分=本当に伝えたいこと
の順でお伝えした方が、相手の耳に届きやすくなります。
例えばフィードバックするときに、いきなり指摘やミスを伝えてしまうと
人間は防衛本能を司る爬虫類脳が働き、ガードしてしまうようになります。
なのでまずは相手のガードを下げ、「この人は私の味方なんだ」と思わせることが重要です。
と、なると、先ほど書いた「承認・褒める」が先になってきます。パンの部分ですね笑
そしてこの褒め方なんですが、お世辞を言うことではなく
相手のできていることを褒めるのです。
相手が進捗していることでもいいですし、単純な事実をお伝えして下さい。
例えば、期限通りできてすごいねだったり
そのこと自体に悩んでいることを褒めたり
他の人からしたら一見当たり前だろ?と思うようなポイントを褒めることです。
しかし大切なのは、”あなたが頑張っている事を私は分かっていますよ”
と認識させることが重要なのです。
そしていざ具の部分(=本当に伝えるべきこと)をお話しする際も、間違いや考えを直接否定指摘するのではなく
相手に気づかせるように質問を通じて”相手に気づかせる”ようにアドバイスできるとなおよしです。
明らかなミスがあったとしたら「もしかしたら自分が間違っているかもしれないけど、なんでこの数字になったか教えてくれる?」
このような姿勢で伝えると、相手は自発的に間違いを認められます。
相談内容によってこれは適用できない場合もあるのですが
サンドイッチの法則(勝手に命名)はどんなアドバイスでも円滑なコミュニケーションを図る際は重要なので、是非意識されてみて下さい!
『褒める→気づかせる→褒める』
のアドバイスができると、周りの人から、”あなただからしたい相談があるんです!”
と、頼られる存在になり、どんどん自分に協力的な人が増えていきます٩( ‘ω’ )و
ただ、これを実践するにあたって一番重要なことは
自分がしっかりそれを行うだけの自己肯定感や他者容認の気持ちができているかです。
私自身はホステスという仕事で最初取り組んでいたので
ある種そう演じざるおえないみたいなところもありました。
となると、”なんでそんなことで悩むんだ”と、相手の悩みに寄り添えないこともたくさんありました。
ポーズだけ褒めてたんですよね。
日々の生活の中で、ご家族、仕事仲間、後輩、などなどアドバイスをすることは皆さんあると思うのですが
まずはご自身の内観を整えることが先です。
今までのコミュニケーションやアドバイスの仕方はどうでしたでしょうか?
伝え方ひとつで人の行動はこんなに変わるんだ!
と実感されてみて下さい^^
お読みいただきありがとうございました!