コロナ収束後

 

少し前までは、オリンピックが中止になることを笑う人もいました。

 

しかし現在、１年は覚悟という教授も出てくれば

2022年まで外出自粛を必要と発表する大学も出てきています。

 

 

 

誰も明確に分かることではありません。

 

 

 

 

先が見えない不自由さと不安ほど嫌なものはありませんが

終わりが来ることだけは確実です。

 

 

 

今はなかなか落ち込んでいる世の中ではありますが

 

人間の脳は”慣れる”という非常に都合のいい機能も持ち合わせているので

十分な自粛と警戒は決して怠らない意識は保ちつつ

現実は受け止め、情報を吸収し過ぎず、現状の状態に慣れることを早めてみましょう。

 

ニュースに悲観的になり、噂話を飛ばしているうちはまだまだ余力も時間もある証拠です。

今回のことで本当に被害を受けた方は、まだまだ表面化していません。

 

なので、この記事を読む余力のある方は是非こちらの記事も読み

建設的な考えに移行してください。

 

 

 

 

 

さて、収束後のことですが

すでにたくさんの予想や問題点は挙がってきていますね。

 

経済的打撃は大きいですが、個人やイチ企業が悩んでも解決できることではないので

あまり悩みすぎないようにしたいところです。

 

 

 

 

個人的には、この世界規模のパンデミックにより

収束後は、この出来事がひとつの判断基準になると考えています。

 

それは会社でも、社会でも、個人に対しても。

 

 

それぞれ、今回のことをどのように受け止め

どのくらい危機感とスピード感を持って対応していたのか。

 

全く生活に変化がなかった人とはどんな人なのか。

 

 

浮き彫りになってくると思います。

 

 

 

そして、もうひとつが政界に対する意識です。

 

 

基本的に関心が低い人がほとんどですが

コロナでダイレクトに生活が変わってしまった方や

情報を追っていく中で、国の対応に疑問を持たれた方も多くなったと思います。

 

それが結果投票数などにも影響されるといいのですが…..。

 

 

 

 

しかし、一つの出来事をきっかけにして

それらのすべてを委ねてしまうのはちょっと危険でもあります。

 

 

 

「今回この人らは動きも決断も遅くて、全然国民に寄り添っていなかった！」

「あっちの人の方が正論だ！」

 

 

そんな風な解釈はいくらでもできます。

 

強い言い方をしたら

政治家や政界は、自分の立場を守るため足の引っ張り合いが基本です。

 

 

なぜ、国民に寄り添っていないと思ってしまうのか。

他の国はもっと優遇しているのに。

 

 

 

 

 

正直、国民からの支持率や関心を引きたければ

国民ひとりひとりに100万円配ればすむ話です。

 

 

しかし現実問題そんなことをしたら国が破綻しかねませんし

他のところへのしわ寄せが大変なことになります。

 

今の危機を脱するためだけに助けてやるからあとは自分たちで尻拭いしろ

というわけにはいかないのです。

 

 

なので、現状不満足な対応と考える人は多いですが

そこには複雑すぎるほどの要因が絡んできていることも把握するべきです。

 

 

綺麗事を言うだけなら誰にでもできます。

実現性と貢献度ははまったくの別問題です。

 

 

 

そして、”今”の問題を解決してくれそうだから

というポイントだけで委ねるのも危険です。

 

 

 

コロナ以上に元々日本に問題は山積みです。

 

 

その要素も含め、国を司るひとりとして視点を広く、判断すべきところだと思います。

 

 

 

 

 

椅子に座って新聞を読んでいたら食事がでてくると思っている昭和の父親のように

幸せは誰かが運んできてくれる、と勘違いしてしまっているのが今の日本人です。

 

 

 

是非、自分たちでそれらをもたらしていく意識でいましょう。

 

 

 

お読みいただきありがとうございました。