緊急事態宣言
こんばんは。
本日8日の00:00から翌月の6日まで
指定の7都府県にコロナに対する緊急事態宣言が正式に発表されました。
すでに生活がかなり変化した方も、たくさんいらっしゃると思います。
不要不急の用事で外出自粛が促されている中
医療の現場で最前線で戦っている方、物流、小売、生活インフラを支えている方々には感謝し尽くせない想いです。
さて、この宣言を受けて、皆様はどのように捉えましたでしょうか?
インターネットを見ていると、かなり政府への不満が見受けられます。
そしてそのほとんどは、現金給付についての件です。
他国と比較して嘆いたり、マスク二枚に文句を言ったり。
日本はよくも悪くも社会福祉が充実しており、弱者に手を差し伸べる国家といえます。
しかし、それらが当たり前になっていることで
国民の、国への依存度は計り知れません。
おまけに日本は75年の歳月が、日本人を生っ粋の平和ボケ民族にしてしまいました。
となれば、何かあれば国がなんとかしてくれる
平和な日本で自分が死ぬことはない
お金の面倒は国や社会がみてくれる
と、思考と疑うことさえも奪い、他者依存せずにはいられなくなった今の形が
コロナショックにより浮き彫りにされた印象です。
今
積極的にこの危機を自分の力で乗り越えようと考え
できる範囲で行動を起こしている人は果たして何人いるでしょうか?
今の姿は、責任も、被害も、全て国に押し付けている社会になっています。
そんな人々の横を、何食わぬ顔で通り抜け、コロナの被害をほとんど感じさせない人もいます。
そんな両者の違いは明白です。
「問題解決のために、何が考えられるか?」
を”自分で”考えているかいないかです。
もうずいぶん前から、企業は社員の老後も十分な給与も保証しなくなったのは明白ですが
気づいている人は何十年も前から動いていました。
そして今回のことで、国もそうではないことは身に染みて分かったのではないでしょうか。
そもそも、国に頼るということ自体、考えとしてはおかしくて
結局政治は、生活のサポートでしかありません。
どんなに国会が綺麗になろうと、市場が活発にならない限り、大幅な景気回復や生活の変化はあり得ないです。
そこを理解せずに、平和ボケが蔓延る日本で何不自由なく育てば
現状の世論は然るべきであり、非常に残念でもあります。
今回のパンデミックを、不運な出来事と捉えるだけか
チャンスを見つけ、何かを変えるきっかけにするかは、自分で決められることです。
そして、是非コロナが収束したあとのことも想像して選択して下さい。
今回の件で、経済損失による、今後自分の身に降りかかることはなんでしょうか。
『ピンチはチャンス』
ありきたりなセリフですが、本当に理解して実行できる人は稀有な存在です。
「問題解決のために、何が考えられますか?」